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2021 / 01 / 30  14:05

初デコポン の巻

初デコポン の巻

 

「デコポン」という柑橘類をご存じですか?

いま時期から店頭に並ぶオレンジ色の出ベソの様な突き出したものが目立つ、あの果物。

 

フルーツは断然柑橘系が推しの私ですが、こうして手に取るのは初めて。

「初めまして、デコポンさん」

食べるなら手軽な蜜柑かそのデラックス版的存在の「伊予柑」を買っていた。

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10年ほど前、四国八十八ヶ所巡りをした際に高知県で「文旦」と「小夏」に出会った。

それまで知らなかった柑橘類。

文旦はグレープフルーツのような見た目で、粒粒がみずみずしく苦みは無い。

小夏は蜜柑のSサイズの大きさで、果肉がゼリーのようで初めての食感に感動した。

その後、お取り寄せするようになりましたが今でもお取り寄せするのは文旦。

箱買いの蜜柑と文旦、その隙間に伊予柑を買うのが冬からの柑橘シーズンのパターン。

 

「デコポン」は名こそ知れ、今まで出会う機会がなかったと言いますか、避けていたかもしれません。

それがそれが、昨年、皇海山をご案内したお客様から贈られてきたではありませんか。

「百名山達成記念」

百座目にガイドでご一緒したご縁です。

お気遣い、ありがとうございます。

そして、達成おめでとうございます!

百名山はスムーズに登れて10年はかかるでしょ。

お仕事しながらだと15年、20年越しになることも。

雨の日もあるし、噴火とか今年みたいにコロナとか、本人や家族の変化とか。

十数年かけて登っていれば色々ありますよ。

そう考えると百座達成ってすごい。

百名山で残りがちな山「皇海山」。百名山あるあるです。

群馬県側から登れていた頃は、林道が頻繁に通行止めになる為、登れるときに登っておきましょうと伝えていた。

人も山も変化する。

当たり前だけど、その中で目標を定め達成できたのはお祝いの価値あり。

 

化粧箱の中ですまして並ぶデコポンちゃん。

その形ゆえ愛嬌があり、見ているこちらも頬が緩みます。ふふっ。

すぐさま実食!

甘い!

みずみずしい!

手でむけて食べやすい!

薄皮まで食べられる蜜柑のゴージャス版!

初めてのデコポンはとっても美味でした。

伊予柑をデラックス、デコポンはゴージャスと評しましたが、その違いは?

両方好きだから表現を変えたかった。

伊予柑は薄皮がしっかりしていて、むいて食べていたような。

デコポンは外皮以外すべて食べられます。

いやはや、今後のお取り寄せ候補に名を連ねる確率高いぞ。

新たな世界を教えていただき、重ねてお礼申し上げます! 

 

 

<デコポンの思い出>

何年か前、北朝鮮がミサイル飛行実験を繰り返していた時の事です。

ニュースを見ていた母が

「また北朝鮮はデコポン飛ばしたらしい。何考えているんだろうね」

と強い口調で憤っていました。

???、果物は飛ばさんやろ~と大笑い。

今では飛行実験があってもサクッとしたニュースで伝えられますが、当時は国民の安全を脅かすと大きく取り上げられていました。

テポドン(ミサイル)とデコポンの言い間違い。

事案が事案だけに言い間違い大賞とはいきませんが。

思い出し笑いベスト3の中の一つ、忘れられません(^O^)