お知らせ&日々のこと
キジ散歩と果樹パトロール の巻

レット:「昨日、朝から夕方まで珍しく畑に出ていなかったら、キジがやってきました。」
オウ :「いつも鳴き声は聞こえるものの、人の近くには寄り付かない。」
レット:「テリトリーの見回り。窓を突然横切ったので急いで写真を撮ったけど時すでに遅し。」
レット:「間近で見たキジの羽根の美しさ、気品ある姿に大感激!」
オウ :「今、農繁期なのでほぼ毎日畑仕事。色々植え付けをしています。」
レット:「私は果樹の虫パトロール。ブルーベリーは虫がつかないとも言われていますが、そんなことない!」
レット:「芋虫がたくさん。目が慣れてきたらカイガラムシも見えてきました。花や葉、枝の割れ目になど風通が悪い密な場所に、目立たないようにくっついています。やっぱり密はダメなのです。」
レット:「果樹に関して最近分かったこと。アリのいるところに害虫あり。カイガラムシやアブラムシと仲良しの困ったちゃん。」
レット:「ブルーベリーの可愛い花に癒されながらも、芋虫やカイガラムシと格闘する毎日。超スローライフでないとできない。」
レット:「害虫駆除の時間がないと農薬に頼るか、収量をあきらめるしかないのねって思う。自然栽培をしたいので時間をかけて対処していきます。」
オウ :「オウレット周辺でカッコウが鳴き始めました。リズムのある鳴き声を聞きながらの農作業です。」
叫び :「密はダメ~、風通しをよくしよう!」
野鳥のさえずり の巻

レット:「すでに強制(^o^)スローライフから2か月。」
オウ :「もう今の生活が日常になっている。」
レット:「そんな人、多いんじゃない。」
オウ :「自粛しても時は経ち、季節は巡る。」
レット:「里山でも鳥の声がにぎやかになり、夏の訪れを感じます。」
オウ :「特に最近聞こえるようになったのは、ジュウイチ(慈悲心鳥)」
レット:「ジューイチって鳴くからその名がつけられたんだけど、鳴き声が個性的。私はジュンイチって聞こえちゃう。」
オウ :「繰り返し鳴き、ヒートアップする鳴き声はジュンイチの熱狂的なファンだね。」
レット:「石田純一さんは先日無事に退院されたようで何より。」
オウ :「ジュンイチって聞いたら石田純一さんなわけね。」
レット:「昨夜はホトトギス(時鳥)の声も聞こえた。」
オウ :「平安時代の人はホトトギスの初鳴きを聞くのに一生懸命だったんだ。」
レット:「江戸時代も目に青葉山ホトトギス初鰹って読まれ好まれてた。」
オウ :「僕はツツドリ(筒鳥)の声も聞いたよ。」
レット:「ポポ、ポポって筒をたたくような鳴き声、なぜかほっこりする。」
オウ :「3つの鳥はカッコウ属、そう遠くない時期に本家本元のカッコウ(閑古鳥)の声も聞こえると思うよ。」
レット:「珍しい鳥ではないけど、キジ(雉)の声もよく聞こえるようになった。」
オウ :「キン~、キン~って。繁殖期だね。」
レット:「オスは美しい。」
オウ :「これだけ野鳥がいても、写真に納めるのは一苦労。」
レット:「先日初めてガビチョウ(画眉鳥)を望遠鏡で見られた!」
オウ :「澄んで賑やかなさえずりが魅力の鳥だね。」
レット:「姿は茶色で地味だけど、目の周りの白い縁取りが特徴的。」
オウ :「この鳥は30年ほど前にペットとして輸入され、逃げ出して繁殖したので野鳥ガイドブックには載っていないんだよね。」
レット:「名前を突き止めるのに数冊の野鳥の本を見たけど載ってなかった。」
オウ :「僕らの仲間、鳥も奥が深いね。」
叫び :「いつも素敵な冴えずりに癒されま~す。(カラスの鳴き声は癒されない。洗脳でしょうか・・・)」
山菜&お花盛り の巻

オウ :「この春は山菜をたくさん味わっています。」
レット:「春と強制(^-^)スローライフの産物。」
オウ :「フキノトウから始まり、行者ニンニク、山葵、こごみ、今年は土筆も食べました。」
レット:「天然物をペンション周りで採れるのがいいね。」
オウ :「今は【ヨモギ】と【ウド】が採り頃♪♪天ぷらにすると美味しい。」
レット:「身内の緊急事態で不在にしている間に育ってしまった【こごみ】。また来年楽しもう。」
オウ :「せっかく張った畑のマルチは動物に歩かれ破れていました。こういう残念の積み重ねがモチベーションを下げる。」
レット:「去年植えた果物の苗が育ってきてお花が咲いています。」
オウ :「ブルーベリー、スグリ、梨、リンゴ、さくらんぼ、キュウイは順調。あんずとブドウは難しい。」
レット:「毎日、葉につく虫との格闘。人間が美味しいものは他の生き物たちも美味しいに違いない。」
オウ :「これだけ虫が多いと無農薬は至難の業。」
レット:「農薬を使う使わないは別として、野菜も生き物。自分で育ててみると生産者の苦労が忍ばれます。」
オウ :「2日ウチを空けただけで、採り頃を逃したり、霜の防御ができなかったり、ハウスが高温になりすぎて苗が枯れたり。」
レット:「色々ありますが自分で育てた収穫の喜びは格別~」
オウ :「隣の雑木林を少しずつ整えたら座禅草や水芭蕉がたくさん芽を出した事は以前紹介しましたが、他にもたくさんの植物を見つけたよ。」
筆竜胆・・・愛らしいお花
立金花・・・花言葉「必ず来る幸福」
ズミ・・・つぼみはピンクお花は白っぽいのはリンゴと似る(リンゴ属)
山芍薬・・・準絶滅危惧種
白花延齢草(深山延齢草)
レット:「もうこれはミニ尾瀬ですね。」
オウ :「今は身近で楽しむ事が大切だし、身近な大切なものに気づき感謝するんだよ。」
叫び :「ありがとう!普段の日常。」
こごみの収穫 の巻

オウ :「このGWは本当にお天気がいい!」
レット:「外出自粛がうらめしい。」
オウ :「暑すぎて畑仕事はやや危険。」
レット:「標高900mの地でも熱中症になる~」
オウ :「4月は気温が低かったけど、ここ数日は夏のようです。」
レット:「その温かさのおかげで山菜のこごみが顔を出しました。」
オウ :「暖冬だったから早く収穫できると思っていたが例年通り。」
レット:「こんな時でも植物はいつも通り顔を出してくれる。有難いことです。」
オウ :「お庭も畑も草がすくすく成長してきた。」
レット:「つくしがたくさん。春ですな~」
レット:「時間があるので、初つくし料理に挑戦!」
レット:「こんな少量でも袴をとるのが大変。それに花粉がすごい。洗ったお水が抹茶のようになりました。」
レット:「軽くゆでてその後あく抜きの水に漬けておきます。これはタケノコと同じ。」
レット:「春に芽を出す山菜やタケノコなどはアクが強いんですね。その点、こごみはアク抜きいらず。」
レット:「つくしはまだ食しておりませんが、袴取りが苦手なので今後、積極的に料理することは無いな。」
オウ :「なんちゃって盆栽はどうなってる?」
レット:「夏バージョン、ガラスの器で作りました。お花は畑の隅に生えている木瓜です。」
オウ :「わぁ、素敵!」
レット:「木瓜の花はよく見ると椿のミニチュアのようです。」
レット:「使わなくなった茶器を使ってカツラを仕立てました。」
レット:「こちらの葉っぱのいざギザの先には何か白っぽいものがついていました。新芽は赤っぽい。」
レット:「第一弾のおちょこ仕立ては順調に育っています。」
レット:「育みは不透明なこの時期の小さな喜び。」
オウ :「畑に植える野菜たちも種まきや植え付けが始まり、何か月後かの収穫が望みとなっています。」
オウ&レット:「どうぞ皆さまご安全に。小さな希望を積み重ねてこの時期を乗り切りましょう。」